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予算額50.2億円、補正予算成立が前提

国交省、先進環境対応型トラックとエコタイヤ導入を補助

2014年2月5日 (水)

行政・団体国土交通省は5日、トラック運送事業者向けの燃料高騰対策として、先進環境対応型ディーゼルトラックとエコタイヤの導入に対する補助事業を実施すると発表した。

2013年12月12日に閣議決定された13年度補正予算案で、トラック輸送の省エネ対策の推進(燃料費高騰対策)として、先進環境対応型ディーゼルトラック、エコタイヤの導入支援を行うことが盛り込まれたことから、補助制度の概要を発表したもの。事業の実施は補正予算案が国会で可決・成立することが前提となる。

先進環境対応型ディーゼルトラックの補助対象となるのは、保有車両5両以上30両以下の一般・特定貨物自動車運送事業者、第二種貨物利用運送事業者か、自動車リース事業者。

エコタイヤは全日本トラック協会が定めるもので、車両総重量12トン超の事業用トラックのすべてのタイヤをエコタイヤとすることが申請要件となっている。

予算額は50.2億円で、内訳は先進環境対応型ディーゼルトラックが25億円、エコタイヤが25.2億円。補助金の執行団体は全日本トラック協会になるが、「貨物自動車運送事業安全性評価事業制度」(Gマーク制度)に基づく認定事業所がある事業者を優先して募集する。詳細は全ト協が近く発表することとなっている。