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格付はAA-を維持

JCR、プロロジスリートの見通し「ポジティブ」に変更

2014年2月7日 (金)

拠点・施設日本プロロジスリート投資法人は7日、日本格付研究所(JCR)が同投資法人の長期発行体格付の見通しを「ポジティブ」に引き上げると発表した。同投資法人の長期発行体格付は現在「AA-」、見通しが「安定的」とされている。

JCRの発表によると、同投資法人は13年2月14日の上場後、1年間で2回の公募増資を実施し、Aクラス物流施設を12物件追加取得。この結果、現在の資産規模は24物件、取得金額総額3595億円となり、上場時の取得金額総額1730億円に対して倍増した。

資産規模が大幅に拡大したことにより、ポートフォリオの分散化が進み、収益の安定性が増したと評価。今後の外部成長についても、プロロジス・グループから優先交渉権を既に付与された物件やプロロジスで開発中・計画中の物件を中心に取得していく方針で、継続的な外部成長が進むことで、「さらなるポートフォリオの分散化が進むことが期待される」と判断。

ただ、急速に拡大したことで「これまで通りの安定的な運用が可能であるかは、留意する必要がある」と指摘し、格付は据え置きとしつつ、見通しを「ポジティブ」へと変更した。