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フルフィルメント戦略掲げ中部2拠点体制

千趣会、中部エリアに新物流拠点、50億円投資

2014年2月10日 (月)

EC千趣会は2015年1月をメドに、美濃加茂市に新たな物流拠点「美濃加茂ディストリビューションセンター(DC)」を開設する。中部エリアで外部倉庫の集約を図るとともに、隣接する可児DC(中部商品センター)による物流作業の効率化とコスト削減、リードタイムの短縮を図る。

同社は重点戦略の一つとしてフルフィルメント戦略を掲げ、中部エリアを中心に50億円規模の投資を実施。物流ネットワークの再編成と生産性の向上を実現し、配送リードタイムの短縮とコストダウンを両立させる。

同社の物流は現在、月間平均取扱品番数が20万を超えて拡大を続けているほか、複数カテゴリーの商品を同時に購入する顧客が増加。配達時の荷分かれと配送スピードや業務オペレーションの見直しが課題となっていた。

そこで、中部エリアの物流ネットワークに集中投資し、取扱品番数の拡大や輸送品質の向上に対応するとともに、物流コストの削減を図ることにしたもの。併せて、基幹システムの開発を中心にシステム全体の再構築を行い、業務・システムのスリム化につなげる。

■中部エリア2拠点の概要
美濃加茂DC
延床面積:4万6172平方メートル
構造:3階建て

可児DC(中部商品センター)
延床面積:6万3490平方メートル
構造:5階建て