環境・CSR大和リース(大阪市中央区)とLIXILは18日、再使用が困難となったリース用アルミサッシを回収し、同等用途の建材へ再生する水平リサイクルの循環システムを構築し、運用を開始したと発表した。建設資材の回収から再生、再供給までを国内で完結させることで、アルミ資源の国内循環とCO2排出量削減を狙う。
アルミは新地金からの製錬に多大なエネルギーを要する一方、リサイクル材への置換によりCO₂排出量を最大97%削減できるとされる。しかし、アルミ展伸材のリサイクル率は10%にとどまり、国内で発生するアルミスクラップが海外に流出する傾向も強い。こうした課題に対し、両社はリース建築で役目を終えたアルミサッシを起点に、クローズドループ型の循環を構築した。
スキームでは、大和リースが回収したアルミサッシを、LIXILの独自技術によりリサイクルアルミ比率を高めた循環型低炭素アルミ「PremiAL」シリーズへ再生し、大和リースの建築現場へ再供給する。新地金100%材と比べ、年間272トン-CO2の削減効果を見込む。運用は2025年から開始しており、今後は回収拠点となるデポの対象範囲を段階的に拡大する計画だ。
25年12月時点では、アルミサッシの回収・再資源化は個別対応にとどまり、建材として同用途へ戻す水平リサイクルの体系は確立されていなかった。今回の運用開始により、12月までの分断的な処理から、回収・再生・再供給を一気通貫で回す仕組みへと移行した点が大きな変化となる。
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