ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

長距離タグ機能と強力なウインチ搭載

JMU、大型海洋構造物対応の長距離曳航船を引渡し

2014年3月5日 (水)

荷主JMU、大型海洋構造物対応の長距離曳航船を引渡しジャパンマリンユナイテッド(JMU、東京都港区)は4日、横浜事業所鶴見工場(横浜市鶴見区)で建造していたテラ・シー社向けオーシャントーイング・サルベージタグ「テラシーオスプレイ」を引渡した。

長距離タグ機能を備えているほか、強力なウインチを搭載し、外洋で大型海洋構造物を曳航できる。火災や機関・舵故障などを起こした船舶に対する海難救助を行うことも可能で、貨物搭載用の広い甲板を確保し、自動船位保持装置を使用することで、精緻なアンカーハンドリング作業に対応する。

さらに、他船消火機能(FiFi-1)、油回収機能を持ち、集中監視・制御装置も装備した。

■新造船の概要
全長:75.27メートル
幅:180メートル
深さ:8.1メートル
喫水:6.616メートル
総トン数:3513トン
載貨重量トン数:3371トン
主機関:WÄRTSILÄ12V32
定員:26人
航海速力:14.6ノット
船級:ABS