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JMU、次世代省エネ型ばら積み船引渡し

2020年4月15日 (水)

▲ファーストフェニックス(出所:JMU)

ロジスティクスジャパンマリンユナイテッドは15日、呉事業所(広島県呉市)で建造していた次世代省エネ型ばら積み船「ファーストフェニックス」の引き渡しを行ったことを発表した。

同船はSOx(硫黄酸化物)排出規制に適合するためのスクラバーを搭載しているほか、独自の省エネ装置である「スーパーストリームダクト」や「サーフバルブ」、電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラを採用し、従来船に比べ大幅に燃費性能を向上させている。

また、バラスト水処理装置の採用やNOx(窒素酸化物)排出規則の適合など、さまざまな環境規制に対応している。

ファーストフェニックス概要
全長:292メートル
幅:45メートル
深さ:24.55メートル
総トン数:93,575
載貨重量:182,591トン
主機関:MAN-B&W 7S65ME-C8.5 ディーゼル機関×1基
航海速力:15.05ノット(常用出力)
最大搭載人員:25人