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がん患者のQOL向上を探求

佐川がん研究振興財団、12回目の市民公開講座開催

2014年3月6日 (木)

イベント佐川がん研究振興財団、12回目の市民公開講座開催SGホールディングスは6日、同社グループの佐川がん研究振興財団(京都市下京区)が2月16日、よみうりホール(東京都千代田区)で12回目の市民公開講座「輝いて生きる」を開催したと発表した。

今回は、「輝いて生きる-がん患者の充実した人生をめざして-」と題し、がんと闘いながらも充実した人生を送るためにどうすればいいかをテーマに開催した。

「がん患者に対し、家族は、社会は、行政は何ができるか」を、基調講演とパネルディスカッションを通して来場者とともに考え、がん患者のクオリティ・オブ・ライフ(社会的にみた生活の質・快適性)の向上を探究する講座となった。

国際医療福祉大学学長の北島政樹氏が「患者さんに優しいがん治療」、厚生労働省がん対策推進官の林修一郎氏が「がんへの国の取り組み」をテーマにそれぞれ講演した後、パネルディスカッション「クオリティーの高い人生をめざして」を実施した。

パネリストには、北里大学医学部消化器内科学主任教授の小泉和三郎氏、聖路加国際病院精神腫瘍科部長の保坂隆氏、厚労省・林氏、グループ・ネクサス・ジャパン理事長の天野慎介氏、読売新聞東京本社社会保障部記者の本田麻由美氏が参加し、北島氏と京都大学医学部放射線治療科教授の平岡真寛氏がコーディネーターを務めた。