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SGH財団、17年度のがん研究助成対象決定

2017年12月14日 (木)

行政・団体SGホールディングスは14日、SGH財団が2017年度の「第29回SGHがん研究助成」の対象研究と「第15回SGH特別賞・SGH看護特別賞」の受賞者を決定したと発表した。

SGH財団は、がんの基礎研究や臨床研究に対し助成を行っており、今年度は、全国の研究機関より応募があった総数195件の中から、選考委員会による厳正な審査を行い、がん研究会がん研究所細胞老化プロジェクトプロジェクトリーダーの高橋暁子氏による「がん細胞の転移を制御するSASP様遺伝子発現変化の解析」をはじめとする15件に、それぞれ100万円を助成することに決めた。

SGH特別賞とSGH看護特別賞は、がん研究、がん看護の発展に顕著な功績をあげ、今後の発展が期待される研究に対し贈呈しているもの。

今年度のSGH特別賞は、京都大学大学院生命科学研究科システム機能学分野教授の井垣達吏氏と、北海道大学大学院医学研究院教授の白土博樹氏、SGH看護特別賞は医療法人社団新国内科医院看護師長・がん看護専門看護師の宇野さつき氏と岩手医科大学附属病院高度看護研修センター緩和ケア認定看護師教育課程主任看護師の長澤昌子氏となった。

SGH特別賞受賞者には、賞金500万円と栗和田榮一賞として彫刻家・笹戸千津子氏作のブロンズ像「希望」が、SGH看護特別賞受賞者には、賞金100万円と笹戸氏のブロンズ像「悠」をそれぞれに贈った。