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佐川がん研究振興財団、助成対象14件を選定

2012年12月10日 (月)

認証・表彰SGホールディングスは10日、外郭団体の佐川がん研究振興財団が今年度の「佐川がん研究助成」対象研究と第10回「佐川特別賞・佐川看護特別賞」受賞者を決定した、と発表した。

1989年創設の佐川がん研究助成は、がんの基礎研究、臨床研究従事者に研究助成を行っている。

2012年度の研究助成では全国の研究機関から応募があった146件の中から、福島県立医科大学看護学部療養支援看護学部門・助教の有永洋子氏による「アロマセラピーとエクササイズを用いた乳がん治療関連リンパ浮腫セルフケアプログラムの長期管理効果」など14件に、それぞれ100万円、総額1400万円を助成することにした。

今年度までの研究助成件数は387件、総額は3億8000万円になる。

また、佐川特別賞は神戸大学大学院医学研究科分子細胞生物学分野・教授の高井義美氏と、京都大学大学院医学研究科放射線腫瘍学・画像応用治療学分野・教授の平岡真寛氏の2人に、佐川看護特別賞は、がん看護専門看護師のoutcomeを評価する会(代表者・大内紗也子氏)と千葉県立保健医療大学健康科学部看護学科・教授の佐藤まゆみ氏の2件に決定した。

佐川特別賞受賞者に対しては、賞金500万円と併せて栗和田賞として彫刻家・笹戸千津子氏作のブロンズ像「希望」が、佐川看護特別賞受賞者に対しては、賞金100万円と併せて栗和田賞として彫刻家・笹戸千津子氏作のブロンズ像「悠」がそれぞれに贈られた。