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NYKバルク・プロジェクト貨物輸送が用船

名村造船所、3.4万トン型ばら積み貨物船を引渡し

2014年3月12日 (水)

荷主名村造船所、3.4万トン型ばら積み貨物船を引渡し名村造船所は12日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していたスリーキングスシッピング社向け3万4000トン型ばら積み運搬船「アンダルシアン・ゼファー」の命名・引渡式を行った。

同社グループの「函館どつく」と共同開発した3万4000トン型ハンディサイズバルクキャリア「ハイバルク34E」シリーズの1番船。

式典には、用船社のNYKバルク・プロジェクト貨物輸送から諸岡正道社長、東亜林業から小畑智嗣社長夫妻らが出席し、小畑社長による命名の後、カナダのナナイモ港に向けて処女航海の途についた。

アンダルシアン・ゼファーは穀物、石炭、鉄製品、ログなどを運搬するバルクキャリアで、浅喫水船をコンセプトとしつつ、高い推進性能と省燃費性能、積み高の極大化を追求した船型としており、貨物艙はすべてセミボックス形状で広い艙口を備え、5ホールド・5ハッチとした。