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1枚40キロ、設置・撤去に重機不要

ビーベストワーク、補強敷板に「滑らせる機能」付加

2014年3月17日 (月)

サービス・商品ビーベストワーク(東京都中央区)は17日、リンクプラネット(同)と共同開発した荷台の補強敷板「プラネットシードPS-EX」に続き、荷物を滑らせる機能を加えた「プラネットシードPS-EXS」を発売したと発表した。

この補強敷板は、樹脂製で1枚(1250ミリ×2000ミリ)の重さが40キロと軽量のため、手軽に設置・撤去できる特徴。重機が不要で、作業中の事故やCO2の発生量も軽減できる。

新製品では、ローラーコンベアやレールに代わる新機能を追加。平板の中央部に摩擦抵抗が小さく滑りやすい滑動面を形成し、この上で荷物を押すと容易に移動させることができる。滑動面が連続するように敷板を敷きつめると強度が増し、より確実に荷台を補強する。

また、滑動面はわずかに突出しているのみで、通常の敷板と同様に荷物を積み込むことができ、ローラーコンベアやレールのように裏返してフラットにするなどといった作業も必要ないという。

トラックの荷台はアピトン材を使って作られており、荷物の荷重や積み降ろし作業に伴って損傷を受けることが多く、張り替えることも容易ではない。従来は鋼板を敷いて補強されていたが、重量が400-500キロにもなり、積載効率も悪くなる。また、荷物を移動させる際、ローラーコンベアやレールを設けて作業が行われているが、大掛かりな車両構造の変更が必要となり、コストもかかることが課題となっていた。

同社では、不要になった場合のリサイクル無料回収サービスも行っている。詳細は下記URLを参照。

■ビーベストワークのウェブサイト
http://www.beebestwork.co.jp/