環境・CSR国際協力や国内災害支援を行う認定NPO法人テラ・ルネッサンス(京都市下京区)は27日、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」を受けて進めてきた緊急支援の状況を発表した。同団体は30日から熊本県内で活動を開始し、国内外の企業・団体、地域のネットワークと連携。避難所だけでなく、在宅避難者や高齢者、福祉施設など支援が届きにくい場所へ必要な物資を届ける「ラストワンマイル」を担ってきた。

▲八代の支援物資拠点で物資を仕分けするスタッフ(出所:テラ・ルネッサンス)
支援では、台湾のNGO「MSM(Mustard Seed Mission/基督教芥菜種會)」が活動資金を寄せ、8月にはスタッフらが来日して熊本での支援活動に同行した。全国の企業や団体からは食品、飲料、衛生用品などが集まり、NPO法人フードバンクかごしまは米やパスタなど1トンを超える食料を提供した。
全国から届く物資の受け入れ先として、佐賀県基山町の地元企業が保管スペースを提供し、輸送車両についても地域企業の協力を得た。熊本県八代郡では、地域の団体との連携を通じ、地元企業が開放して複数の支援団体が共同利用する物資倉庫を活用。現地で把握したニーズを基に物資を調達・配送した。
同団体は、緊急物資支援を中心とする初動の支援を一区切りとし、今後は安心して過ごせる場づくりやコミュニティーへの支援など、地域の復興を後押しする取り組みを進める。
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