調査・データHAI ROBOTICS JAPAN(東京都大田区)は27日、HAI ROBOTICSが開発・提供するケースハンドリングロボット「HaiPick Climb(ハイピッククライム)」の世界累計受注台数が、2026年7月時点で1万台を突破したと発表した。
HaiPick Climbは、高密度保管と柔軟な自動搬送を両立する物流自動化ソリューション。大規模プロジェクトでは、単一拠点で1500台を超えるHaiPick Climbが採用されるなど、世界各地の物流・製造現場で導入が拡大している。

▲HaiPick Climb(出所:HAI ROBOTICS JAPAN)
同ロボットはラックを昇降しながらケースやトートを取り扱い、高密度保管とGoods-to-Person(GTP)型のピッキングを実現する。HAI ROBOTICSは今回、ケース搬送機構を更新し、新たに段ボールケースの搬送に対応した。従来のトートを中心とした保管・搬送に加え、段ボールケースを取り扱えるようになったことで、活用できる工程や用途の拡大を見込む。
この更新により、高密度な自動保管・出庫からパレタイズ、パレット搬送まで、複数のロボットや設備を連携させた物流工程全体の自動化につなげることができるとしている。

▲段ボールケースの自動出庫にも対応(出所:HAI ROBOTICS JAPAN)
HAI ROBOTICS JAPANは、山善のトータル・ファクトリー・ソリューション支社と共同で、9月8日から11日まで東京ビッグサイトで開かれる「国際物流総合展2026」に出展する。ブース番号は西2ホールの「W2-A34」。
会場では、段ボールケースの搬送に対応したHaiPick Climbを中心に、協働ロボット「TECHMAN ROBOT」と、最大可搬重量1200キロの潜り込み式搬送ロボット「K1200」を組み合わせたデモンストレーションを実施する。HaiPick Climbが高密度保管エリアから段ボールケースを出庫し、TECHMAN ROBOTがパレタイズ、K1200が完成したパレットを搬送する一連の物流自動化を紹介する。
HAI ROBOTICS JAPANは、グローバルで培ったロボティクス技術と日本のパートナー企業が持つ技術・ノウハウを組み合わせ、日本の物流・製造現場に適した自動化ソリューションの構築を進める。
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