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シノプス、コープこうべ全店の自動発注をクラウド移行

2026年8月27日 (木)

荷主シノプス(大阪府豊中市)は27日、生活協同組合コープこうべ(兵庫県神戸市)が全129店舗で運用していた自動発注システムを、クラウド型の需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」(シノプス・クラウド)へ完全移行したと発表した。2026年6月に全店舗でシステムの切り替えを完了し、クラウド環境での運用を開始した。

コープこうべとシノプスは2010年から需要予測・自動発注に取り組んできた。コープこうべは当初、豆腐、牛乳、パン、総菜など、賞味期限が短く需要予測が難しい日配品を対象に、需要予測型自動発注システム「sinops-R5」を導入。2012年には全店規模へ拡大し、その後は食品・酒・菓子、雑貨、生活用品、日用学習品などへ対象カテゴリーを広げた。

導入と同時に部門の作業を見直した結果、日配品では大型店で1日当たり延べ4時間半を要していた発注作業を約45分へ短縮し、8割以上削減した。担当者の経験や勘に依存していた発注精度の平準化にもつながったという。

(出所:シノプス)

今回、店舗業務のさらなる効率化や需要予測精度の向上、ITインフラ環境の変化への対応を目的に、最新のクラウド型サービスへ移行した。「sinops-CLOUD」の導入により予測精度が向上しており、さらなる発注時間の短縮に取り組む。

同サービスは、販売実績や天気予報などのデータを基に、AIが店舗に合わせた発注数を算出する。リアルタイムの在庫情報収集や、45日先までの客数予測、惣菜の値引き率・タイミングをAIが導く「AI値引」などの機能も提供する。

シノプスは今後も、コープこうべにおける需要予測・自動発注の最適化を支援し、持続可能なサプライチェーンの構築と、食品ロス削減、労働力不足の解消に貢献していく。

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