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米国とシンガポールで物流施設拡大

米パレクセル、治験ロジスティクス機能を強化

2014年3月20日 (木)

メディカル医薬品開発業務受託機関(CRO)の米国パレクセル・インターナショナルは20日、臨床試験の品質を高めるため、新たな二次包装・ラベリングサービスの能力を強化、追加し、世界的な治験ロジスティクスサービス(CLS)を拡大すると発表した。

シンガポールに新設した最新の物流センターと米マサチューセッツ州ビレリカの施設を拡大した。追加された新しい能力には二次包装・ラベリングサービスが含まれる。

同社の治験ロジスティクスサービスは、世界的な臨床試験サプライ、セントラルラボサービス、付属品サプライを同期調整し、安全でタイムリーな配送を保証するもので、治験場所への時間内の供給に対するリスク評価・緩和計画と、世界の輸出入貿易コンプライアンスの専門知識を提供している。

パレクセルのマーク・A・ゴールドバーグ社長兼最高執行責任者(COO)のコメント
「臨床試験の規模と複雑さが増すとともに、クライアントはサプライチェーンとともに一貫した調達、製造、保存、流通プロセスを生み出す戦略を開発し、実行する問題に直面している。当社がこれら重要な流通センターと貯蔵施設に投資することは、生物薬剤のクライアントに高まる世界的サプライ・流通ニーズを支援することによって、その臨床試験処理過程を簡素化する当社の当面の努力の一環である」