話題ビー・エム・エルは15日、世界有数の医薬品開発支援機関である米国のコーヴァンス社と、国際治験用共同ラボを設立したと発表した。埼玉県川越市にあるBML総合研究所内に新たな国際共同治験ラボ”CB治験ラボ”を開設した。CB治験ラボは、コーヴァンス社との5年間のパートナーシップ契約を通して、日本で実施されるコーヴァンス社試験の臨床検査を専門に行うラボとして使用される。
CB治験ラボは、世界各地にある他の4つのコーヴァンス・セントラル・ラボラトリー(インディアナポリス、ジュネーブ、シンガポール、上海)と同一の測定方法、機器、バリデーション、試薬、基準、コントロールを使用し、最高水準の品質と完全に統合比較可能なグローバルデータを提供する。ビー・エム・エルは、キット・カスタマイズ、ロジスティクス・サービス、医療施設でのロジスティクス・トレーニングなどを含む日本市場に特化したきめ細かい顧客サービスを提供する。ビー・エム・エルでは、今回のCB治験ラボ設立を機に、受託体制を強化していくとしている。