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物流連懇談会、成田空港の取り組みなど講演

2014年4月24日 (木)

イベント日本物流団体連合会(物流連)はこのほど、東京都千代田区の法曹会館で「物流連懇談会」を開催した。懇談会は、会員サービス充実の一環として、会員の交流や情報交換を目的に一昨年から開催しているもので、今回で5回目。会員企業の代表者や幹部ら73人が出席した。

懇談会では、成田国際空港の深谷憲一副社長が「我が国最大の貿易港、成田空港の現状と展望」をテーマに講演。成田空港の現況として、世界へのネットワーク、空港アクセスの他国との比較を紹介し、成田空港を取り巻く環境の変化として、旅客・貨物量の変化予測や就航機材の中小型化、オープンスカイ化、LCCの台頭、羽田の国際化などについて説明した。

その上で成田空港の取り組みとして、施設の充実、航空アライアンスに対応した拠点対応、オープンスカイに対応した戦略的取り組みとして料金政策や離着陸制限時間帯の対応、ゲート警備のノンストップ化に取り組んでいることを紹介。今後、羽田と合わせた首都圏空港機能について、空港容量の拡大が必要となることや、産業インフラの整備、都心直結線の検討などにも言及した。次回は11月に開催する。