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SITC、比マニラのトラック規制で「港湾機能低下」

2014年6月4日 (水)

ロジスティクスSITCジャパンは3日、フィリピン・マニラ市当局が2月から実施しているトラックの通行規制に関連し、マニラ港の港湾機能が大幅に低下し、マニラ寄港本船のスケジュールに遅延の影響が出ている、と発表した。

マニラ市のトラック通行規制は、2月24日から土日を除く午前9時から午後9時までの間、総重量4.5トン以上のトラックの通行を禁止し、施行から6か月間は午前10時から午後3時の間のみ規制を解除する形をとっている。

5月は、世界経済フォーラム東アジア会議開催のため13日から20日の8日間、一時的に通行規制解除したものの、マニラ港の滞貨は緩和されなかったという。

一時解除が終了したことで再びトラック規制が実施されたことにより、港湾機能は大幅に低下しコンテナ搬出、搬入に遅れが発生。マニラ寄港本船のスケジュールに遅延の影響が出ている、としている。