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電源開発、木質ペレット製造工場が竣工

2011年3月8日 (火)

拠点・施設電源開発(J-POWER)は8日、宮崎県森林組合連合会とともに出資する宮崎ウッドペレットの木質ペレット製造工場が竣工したと発表した。

 

同工場は、未利用となっている国内林地残材などの有効活用、再生可能エネルギーの開発・導入の観点から、国内の林地残材などを木質ペレットに加工し、発電用燃料として活用するため、宮崎県小林市で昨年7月から建設を進めてきたもの。林地残材などを使用した木質ペレットの製造工場としては、国内最大となる年間2万5000トンの製造能力を備える。

 

木質ペレットの製造は宮崎県の「森林整備加速化・林業再生事業」の支援を得て実施するもので、製造した木質ペレットは、石炭火力発電所から排出されるCO2の削減を目的として新エネルギー導入促進協議会の「平成21年度林地残材バイオマス石炭混焼発電実証事業(経済産業省補助事業)」に使用する。