拠点・施設三井不動産とNECは27日、東京ミッドタウン(東京都港区)に単一施設内として国内最多となる125台の電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)用充電器を設置し、有料充電サービスの提供を開始すると発表した。12月からサービスを開始する。
大規模な商業施設に多数の充電器を設置するのは東京ミッドタウンが国内で初めて。三井不動産は、政府による「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助制度を活用し、東京ミッドタウンの時間貸し平面駐車場157台(時間貸し駐車場全体390台)のうち8割となる125台の駐車スペースに、NECが今回新たに開発したEV・PHV用壁掛け型普通充電器を設置する。
併せて、複数の充電器の利用者認証や課金管理、監視・制御などを一元的に行うNEC製の壁掛け型充電コントローラも設置する。
NECは三井不動産から充電設備を借用し、EV・PHV利用者に有料充電サービスを提供する。サービス運営は、EV・PHV向け充電サービスを提供するジャパンチャージネットワーク(横浜市)と連携する。
三井不動産は今後、グループ関連施設への大規模充電インフラの導入も検討していく。