ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

負債1億円の見込み、TDB調べ

吉岡運送(三重)が事業停止、自己破産申請を準備

2014年7月15日 (火)

M&A帝国データバンクは15日、吉岡運送(三重県桑名郡木曽岬町)が4日までに事業を停止し、事後処理を赤木邦男弁護士(三重県津市)に一任、自己破産申請の準備に入ったと発表した。

同社は1988年7月創業、2004年9月法人改組の貨物自動車運送業者。大手同業者の下請けを中心に、医薬品、樹脂、ボンベ、セラミック、雑貨などの小口運送を担い、08年8月期の売上高は1億4300万円を計上していた。

しかし、下請け受注が中心のため収益面は厳しく、連続欠損の状況が続いていた。債務超過の状況下、13年8月期の売上高は1億円にとどまるなど事業規模は縮小。燃料費高騰もあって業績改善のメドが立たないことから、事業継続を断念し今回の事態となった。

負債は1億円の見込み。