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AutoStore、T-ロボットストレージシステムに採用

2024年5月10日 (金)

サービス・商品ロボティクステクノロジー企業のAutoStore(オートストア、ノルウェー)は9日、大成建設とトーヨーカネツが共同商品化した組立商品を自動保管・搬送する「T-ロボットストレージ生産システム」に、AutoStoreシステムが採用されたことを発表した。このシステムは、立体的な格子状のグリッド内にコンテナを格納し、上部の走行路を移動するピッキングロボットによりコンテナの入出庫を自動化するもので、空間利用効率と生産効率の向上を図る。

▲T-ロボットストレージ生産システム(出所:オートストア)

ジャストインタイム方式を採用している多くの生産施設では、生産ライン近くのフロア上や別の倉庫エリアでの一時保管が必要となる場合があり、運搬や収納の作業負荷や在庫管理の煩雑さが課題となっていた。T-ロボットストレージ生産システムは、このような課題を解決し、生産エリアの上部空間を有効利用することで、原料や仕掛品の保管・搬送を自動化し、効率的な生産体制を支援する。

オートストアはこのシステムを通じて、製造業の生産性向上と空間効率を大幅に改善することを目指している。また、今後もパートナー企業との協業を積極的に進め、さまざまな業界での生産課題解決に貢献していく方針としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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