ヒガシ21は増収増益、中計目標値も上方修正

財務・人事ヒガシトゥエンティワン（ヒガシ21）が10日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比16.7％増の406億3500万円、営業利益が同14.8％増の21億9000万円、最終利益が18.8％増の15億600万円と増収増益だった。

運送事業では、オフィス移転事業が増加したことで、売上高が9％増の229億1100万円、営業利益が19.8％増の28億円と増収増益。倉庫事業は、売上高が33.9％増の106億9300万円、営業利益が10.5％減の8億5400万円。大手EC（電子商取引）向け業務の受注はあったが、先行投資費用が発生したことで増収減益となった。

25年3月期の通期連結業績は、売上高が4.6％増の425億円、営業利益が11.9％増の24億5000万円、最終利益が8.8％増の16億4000万円と増収増益を見込む。

また、26年3月期を最終とする3か年の中期経営計画において、同期の目標数値を上方修正した。売上高を当初計画の420億円から450億円に、経常利益を同25億円から28億円に、1株当たり配当金を36円から40円に、従業員数を1600人から1700人に引き上げる。

オフィスサービス事業、ビルデリバリー事業での人員強化のほか、基幹事業では、25年2月に愛知県小牧市で完成予定の「小牧ロジスティクスセンター」（仮称）も、上方修正の要因とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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