ロジスティクスビズネットは、荷主企業やサプライヤーの間で、購買から物流のワンストップのサービスのアウトソースを請負う事業形態を加速するため、要員育成と専任事業部設置などの体制強化に取り組む。
循環物流・加工物流などの新たな物流機能の拡充、既存サービスのASP化を実施し、購買・物流を一体化した複合メニューを具体的に提案することで、競合他社との差別化につなげる。
同社では、購買から物流のワンストップのサービスのアウトソースを請負う事業形態を「3PPL」と呼んでおり、この事業を拡大するため、サービス開発から営業活動までを一貫して担う事業部門を設置する。
2009年度は、商品売上で前年同期比14.7%減となったものの、サービス部門の売上が「購買と物流サービスの複合メニュー化による3PPLソリューション・サービスの既存先への利用拡大や新規先の獲得」で39.7%と大きく伸びたことから、事業の軸足を「3PPL」にシフトしていく方針。