ハマキョウ、今期物流センター延べ2万坪拡大

ロジスティクスハマキョウレックスは26日、公募増資と株式売り出しによって53億9000万円を調達し、全額を2016年3月末までに新物流施設の建設に投入すると発表した。

同社は今期、過去最大規模の130億円にのぼる設備投資計画を行うと表明しており、今回の資金調達もその一環として実施するもの。前期の設備投資額は71億8900万円だった。

今回の調達資金は、16億円を「綾瀬第二センター」（神奈川県綾瀬市）、19億円を春日部センター（埼玉県春日部市）、6億円を三重センター（三重県伊賀市）、残額を相模原小倉センター（神奈川県相模原市、いずれも仮称）の建設・土地取得資金に充てる。

同社では、これらを含めて今年度中に5拠点の建設を完了する計画で、期末時点で合計2万坪程度の物流センタースペースが増加する見通し。このほかに子会社の近物レックスでは車両170台を導入することになっている。