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SIPG副総裁、上海港の北東アジア物流ネット早期加入に努力

2015年8月6日 (木)

行政・団体国土交通省は5日、青木一彦国土交通大臣政務官が7月31日から8月2日にかけて韓国、中国を訪問し、釜山港湾公社(BPA)のチャ・ミンシク副社長、上海国際港務集団(SIPG)のワン・ハイジエン副総裁らと会談したと発表した。

8月1日に行ったBPAとの会談では、青木政務官が釜山港の取り組みを参考にしたいと発言。これに対し、チャ副社長は釜山港の超大型コンテナ船への対応状況など説明したほか、日韓の協力関係が東アジアの発展にとって重要だと述べた。

2日のSIPGとの会談で、青木氏は日中韓物流大臣会合で合意した北東アジア物流情報サービスネットワーク(NEAL-NET)に、上海港が速やかに加入することを期待していると発言。

SIPGのワン副総裁は、上海港での超大型コンテナ船への対応やクルーズ船の寄港の増加への対応状況を説明するとともに、上海港のNEAL-NET加入が利用者の利便性向上の観点から重要だと認識しており、早期に実現できるよう努力していくと回答した。