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TIACT、治験薬保管サービスの利用者を公募

2011年8月1日 (月)

メディカル東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)は1日から、治験薬など通関許可が終わった医薬品をセキュリティ性の高いスペースで保管するサービス「メディカルゲートウェイ」の利用者募集を開始した。募集期間は15日まで。

 

メディカルゲートウェイは、TIACTが東京国際空港国際線地区の貨物ターミナルで運営する医薬品保管サービスで、原則として輸出入を行う臨床開発品目(治験薬・医療機器)、一般医薬品(製品・原料)、医薬部外品、医療機器などを取り扱う。

 

保管スペースでは、キャビネットを配置してキャビネットごとに利用者を募る形で、保税蔵置場で対象品目の輸出入貨物を複数温度帯で取り扱う。営業倉庫で複数温度帯の臨床開発品目の輸入許可・搬出後、輸出通関前の保管に役に対してサービスを提供する。

 

昨年10月21日の羽田再国際化に合わせて保税上屋を先行オープンし、ことし4月からメディカルゲートウェイとしてのフルサービスの提供を開始。専門スタッフ以外が立ち入れないようにセキュリティに配慮した施設で、「人目に触れさせたくない」という医薬メーカー、輸入事業者などのニーズに対応する。

 

今回募集するキャビネットスペースは、大64基・小63基の治験薬保管室で、利用料金は大が月額10万円(予約のみは3万円)、小が月額10万5000円(同)となっている。

 

■詳細は下記URLを参照。
http://www.tiact.co.jp/pdf/20110729koubo01.pdf