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人材供給の安定化図りEC物流拡大に対応

PAL、メイン・キャストの物流人材派遣事業を統合

2015年12月1日 (火)

M&A物流アウトソーシング事業のPAL(パル、大阪市西区)は1日、関西を地盤とする物流・製造特化型の人材サービス会社「メイン・キャスト」(同)が展開する事業のうち、人材派遣事業を同日付で取得し、自社に統合したと発表した。

メイン・キャストが物流・製造を中心とした人材派遣事業を新設分割によって分社化し、受け皿となった新会社をPALが買収と同時に吸収合併した。

PALは3PL、人材派遣など物流に関連する領域を幅広くカバーし、特にEC向けの物流受託に強い。メイン・キャストの人材派遣事業を統合することで、EC市場の拡大と物流業界の人手不足に対応し、物流機能の安定化につなげる。

メイン・キャストは関西一円の物流・製造ラインの人材派遣サービスに強い事業基盤を保有しており、PALの人材派遣事業と一体化することで、「より広範囲に有能な物流人材を安定的に供給できるようになる。

PALでは、同時にベンチャーキャピタルを引受先とする第三者割当増資を実施し、最新の物流機械をオペレーションと合わせた物流ソリューションを提供、物流現場の省人化、自動化を推進する。