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JR貨物、臨時貨物列車運行し熊本に救援物資輸送

2016年5月18日 (水)

環境・CSR日本貨物鉄道(JR貨物)は18日、熊本地震被災者への救援物資輸送に対応するため、鉄道利用運送事業者と共同で、臨時貨物列車の運転を行った、と発表した。

4月18日から東京貨物ターミナル発福岡貨物ターミナル行き臨時列車の運転やゴールデンウィーク期運休予定列車の復活運転を行った。臨時貨物列車は、飲料水・生活用品などの災害支援物資のほか、個人間の支援物資で荷量増となった積み合せ貨物の輸送に活用された。

また、全国通運連盟と連携し、被災地の自治体が受け入れを承認した企業からのヘルメット、作業服、食料品、飲料水の救援物資を無料輸送した。

救援物資の無料輸送は現在も継続しており、これまでに12フィートコンテナ12個分を輸送している。

被災者向けの直接的な救援物資のほか、清涼飲料水、紙・パルプ、自動車部品メーカーの現地工場被災に伴う応援出荷、九州向けトラック不足や小口支援物資輸送の増加で鉄道利用が増加している積み合せ貨物へも対応を行っている。