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ヤマト、マルチ電子マネー決済端末のレンタル強化

2016年8月4日 (木)

サービス・商品ヤマトホールディングスは4日、同社傘下のヤマトフィナンシャル(東京都中央区)が複数の電子マネーを1台の端末で決済できる「マルチ電子マネー決済端末」のレンタルサービスの導入先を拡大する、と発表した。

このレンタルサービスは、電源と携帯電話網があれば利用できるマルチ電子マネー決済端末を最短1週間からレンタル提供し、短期開催されるイベント会場などで物品販売時に電子マネーで決済できるようにするサービスで、2014年に開始した。

ヤマト、マルチ電子マネー決済端末のレンタル強化

▲利用フロー(出所:ヤマトホールディングス)

これまでに「フジロックフェスティバル」「肉フェス」「まんパク」「激辛グルメ祭り」「ガーリックパラダイス」などで導入が広がっており、特にフジロックフェスティバルでは、14年に12台を導入して以降、15年に33台、16年には133台と導入台数が10倍に広がった。

サービスを利用することで、現金の受け渡しに伴う負担や行列を軽減したほか、90分待ちの行列ができるともいわれた肉フェスでは、食券を買う待ち時間ゼロ、商品を受け取るまでの時間半減――を実現したという。

ヤマトフィナンシャルでは、こうした導入実績に自信を深め、今後はさまざまなジャンルのイベントに対する提案を積極化していく考え。