井本商運、400TEU積コンテナ専用船｢さくら｣神戸初入港

ロジスティクス井本商運は24日、山中造船（愛媛県今治市）で建造していた400TEU積みコンテナ専用船「さくら」が22日竣工し、24日に神戸港へ初入港したと発表した。

同船は、2013年に竣工した400TEU積の「さがみ」型の2番船で、阪神・瀬戸内・九州航路に就航。24時間主機を陸上から監視する「高度船舶安全管理システム」を搭載している。冷凍コンテナは最大82本積載可能なほか、新たに山中造船独自技術「エラ型船型」を採用し、造波抵抗を小さくすることで省エネを実現した。

初入港セレモニーでは、神戸市みなと総局から楯の贈呈、阪神国際港湾から記念の陶板絵が贈られるなど、歓迎を受けた。