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井本商運、400TEU積コンテナ船「しげのぶ」神戸初入港

2017年12月21日 (木)
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ロジスティクス井本商運(神戸市中央区)は21日、400TEU積みのコンテナ専用船「しげのぶ」が同日神戸港に初入港したと発表した。

同船は、2013年に就航した400TEU積の「さがみ」型の同型船で、16年就航の「さくら」に続く3番船として計画。世界で初めてゲートラダーを装備したのが特徴。従来の舵は、プロペラの後方に取付けられていたため、推進力の抵抗となっていたが、同船のゲート型ツインラダーは特殊形状の2枚の舵をプロペラの両側に配し、舵抵抗を低減して推進力を無駄なく使うことができる。これにより燃費が向上する。

また、低速時にはプロペラの水流を変えてスラスターの働きをすることで、高出力のバウスラスターとの併用により離着岸時性能が飛躍的に向上。さらにプロペラの後ろの障害物がなくなったことで、船体振動・騒音を低減する。

初入港セレモニーでは、神戸市みなと総局から記念の楯の贈呈、マリンメイトから花束贈呈などの歓迎を受けた。