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井本商運、コンテナ専用船「たちばな」神戸初入港

2018年2月5日 (月)
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ロジスティクス井本商運(神戸市中央区)は2日、三浦造船(大分県佐伯市)で建造していた総トン数499型のコンテナ専用船「たちばな」が竣工し、同日に神戸港に初入港したと発表した。阪神・瀬戸内・九州航路に就航させた。

同社は、2004年からコスト削減を目指して大型化を推進していたが、貨物や航路の特性に柔軟に対応して、17年度3隻目の499トン型船として、たちばなを竣工。同船は、これまでに竣工した2隻を上回る137TEU積みとし、冷凍コンテナを最大40本積載可能とた。

また、火薬類、低引火性液体などの危険品コンテナを艙内・デッキ上に20フィートコンテナで30本搭載できるなど、最新の技術・設備を備えている。「国際コンテナ戦略港湾政策」を受け、西日本の地方港発着のコンテナを国際コンテナ港湾である阪神港へ結ぶ重要な国際フィーダー船として、阪神港へのコンテナ貨物の集約と競争力強化に貢献することを期待されている。

初入港セレモニーでは、神戸市みなと総局から記念の楯とワインの贈呈、神戸市から記念品の贈呈などの歓迎を受けた。