ヤマト運輸とヤマトロジ、モーダルシフト拡大で優良事業者賞

ロジスティクスヤマト運輸とヤマトロジスティクス（YLC）は4日、日本物流団体連合会（物流連）主催の「第14回モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」で、北海道発神奈川県行き荷物のモーダルシフト拡大の取り組みが評価され、新規開拓部門で「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞したと発表した。

両社は、インバウンド需要などで取り扱いが増えている北海道の銘菓を本州各地の国際線空港免税店・催事場へ輸送するにあたり、従来は札幌市内から横浜市内のYLCロジスティクスセンターまでトラックで輸送していたが、札幌市内のYLCロジスティクスセンターで物量や配送日時などの出荷情報に応じて事前に輸送手配を行うことで、鉄道や船舶へ切り替えることができる輸送スキームを構築した。この取り組みを拡大したことで、年間285トンのCO2削減を実現した。

モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度は、物流連がモーダルシフトを積極的に推進している物流事業者を表彰する制度。

（画像：ヤマトホールディングス）