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名村造船、8万2000トン型ばら積運搬船竣工

2017年3月10日 (金)
名村造船、8.2万トン型ばら積船「サキザヤジャスティス」竣工
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荷主名村造船所は9日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していたサキザヤジャスティス社向け8万2000トン型ばら積み運搬船「サキザヤジャスティス」が竣工し、同日引き渡したと発表した。

同船は8万2000トン型ばら積み運搬船シリーズの5番船となる。穀物、石炭、鉄製品などを運搬するパナマックスバルクキャリアで、共通構造規則(CSR)を適用しつつ、高い推進性能と省燃費性能、積み高の極大化を追求。

省エネ船尾付加物を装備したほか、風圧抵抗低減を図った居住区形状の採用による推進性能の向上、電子制御式主機関を採用し燃料消費量を低減した。

主機関・発電機関はマルポール条約によるNOx排出規制(ティア2)に適合した機種を採用。機関部冷却システムには、セントラル清水冷却方式を採用し、船内メンテナンス作業の軽減を図っている。

■主要目
全長:228.99メートル
幅(型):32.26メートル
深さ(型):20.1メートル
総トン数:4万4425トン
載貨重量:8万1691トン
主機関:MAN B&W 6S60ME-C8.2 1基
定員:25人
船級:ロイド船級協会(LR)
船籍:パナマ