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日通の2016年度鉄道コンテナ1%減、熊本地震影響で

2017年5月8日 (月)

調査・データ日本通運がこのほど公表した2016年度の鉄道コンテナ取扱実績は、190万4333個で前年同期実績から1%減少した。

上半期は、熊本地震や相次ぐ自然災害の影響もあり、取扱個数は91万2475個で2.5%減少したが、下半期はトヨタ自動車の部品専用列車の増発やアサヒビールとキリンビールの共同配送輸送が開始されたことにより、取扱個数が99万1858個と0.4%増加した。

品目別では、自動車関連貨物が増送となったほか、化学工業品が前年を上回った。また、トラックドライバー不足を背景に、清涼飲料水や食料工業品も堅調に推移。一方、8月末に発生した台風10号の影響を主因とする生野菜や、生産量が減少となった紙・パルプが減送となった。