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凸版印刷、来春からバーコードの真贋見分けるサービス

2017年9月25日 (月)

話題凸版印刷は、来年4月から印刷の微細な差異を見分ける個体認証サービスの提供を開始する。

商品に記載されたバーコードをスマートフォンで撮影し、印刷の微細な差異を見分けて真正品を照合できるようにする。米システック社(ニュージャージー州)と共同で提供するもので、日本では個体認証サービス「ユニ・セキュア」のサービス名で、2018年4月から本格的に提供を開始する。

商品の製造工程で印刷された商品バーコードを画像データとして解析し、その差異を特徴点情報として登録。消費者が専用のアプリで商品バーコードを撮影すると、その特徴点情報をクラウドデータベースに保管された特徴点データと照合することで、真贋判定が可能になる。

商品に元から記載しているバーコードをそのまま真贋判定に使用し、データ照合サービスはクラウドで提供する。凸版印刷は商品パッケージや関連印刷物の製造とバーコードの画像取得を行い、システックはバーコードの画像データ解析、照合、判定用アプリケーションの開発・提供を担う。