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日本郵船、船舶の実海域性能評価PJへ参画

2017年11月1日 (水)

ロジスティクス日本郵船は1日、船舶を実海域で性能評価するための客観的指標(ものさし)の開発に取り組む共同研究「実海域実船性能評価プロジェクト」に参画すると発表した。

プロジェクトには日本の海運・造船・舶用工業関係の企業、関係機関25社・団体が参加し、今後3年間で研究を進める計画。

実海域実船性能評価プロジェクトは、船舶が実際に運航する波や風のある海域で船舶の速力、燃費などの性能(実海域性能)を正確に評価する方法の開発に取り組む共同研究プロジェクト。

評価方法が技術的に確立され、「世界に通用する客観的な指標」が定まることで、実際の運航状態で船舶の性能を的確に評価できるようになることから、同社は「より効率の高い海上輸送を実現するとともに、温室効果ガスなどの地球環境への負荷を低減できる」と期待感を示している。