住商、米カーシェア用自動運転EVメーカーに出資

M&A住友商事は13日、米州住友商事を通じ、カーシェアリング用自動運転EV（電気自動車）メーカーのリヴィアン・オートモーティブ（ミシガン州プリマス市）に出資参画したと発表した。

リヴィアン社は本社で車両の設計開発を行い、カリフォルニア州に自動運転やデータ通信、バッテリーなどの技術開発拠点を開設、イリノイ州に年間30万台の生産能力を持つ工場を運営。2020年にピックアップトラックを北米市場に初投入する計画で、主に共同所有や共同利用を想定した複数の車種を段階的に量産化する。

また、充電やメンテナンスだけでなく顧客同士の交流の場ともなる「カスタマータッチポイント網」を全米に構築する計画で、EVの共同所有や共同利用が顧客にもたらす「新たなライフスタイルの提案」を目指している。

住友商事は北米の自動車流通ネットワークやグローバルなサプライヤーリレーションを活用し、リヴィアン社をサポートする。