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住友商事、国内薄板事業強化へ子会社統合

2012年6月4日 (月)

拠点・施設住友商事は4日、国内薄板事業を強化するため、谷本鉄鋼(大阪府泉大津市)と住商鋼板加工(大阪市此花区)を10月1日付で合併し、経営統合すると発表した。統合後の新社名はサミットスチールとする。

 

谷本鉄鋼は、2005年に住友商事グループに加わった、住友商事グループの全額出資会社で、住友商事傘下では国内最大のコイルセンター。加工拠点を大阪、千葉、広島、山口に展開しており、年間加工能力は約64万トン。

 

住商鋼板加工は、1969年に設立した住友商事の中核コイルセンターで、出資比率は住友商事が89.2%、住友金属工業が10.8%となっている。大阪、滋賀、兵庫、大分に加工拠点を保有し、年間約56万トンの加工能力を持つ。