ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

北上製紙、7月末で全事業撤退

2018年1月16日 (火)

サービス・商品日本製紙は16日、傘下の北上製紙(岩手県一関市)が7月31日付で全事業から撤退すると発表した。

北上製紙は、1948年の創業以来、地産地消の製紙会社として東北地区を中心に新聞用紙、段ボール原紙などを供給している。近年は特に資源リサイクルを推進する製品開発と拡販にも力を入れてきたが、古紙をはじめとする原燃料価格の上昇により厳しい事業環境が続いている。

こうしたなか、コストダウンを徹底し、製品価格の修正にも取り組んできたが、「今後の損益改善、安定した黒字化は困難」との見通しから、全ての事業の生産・営業を停止し、撤退することにした。