武蔵精密工業、ベトナムに二輪車部品の生産拠点

拠点・施設武蔵精密工業は2日、ベトナムに子会社を設立したと発表した。2011年12月から生産を開始する。

アセアンの二輪車市場は継続的な拡大が見込まれており、特にベトナムは現地の二輪車需要拡大だけでなく、世界向け輸出拠点としても注目されていることから、現地子会社を設立したもの。

子会社「ムサシオートパーツベトナムカンパニー・リミテッド」は11月30日付で、ハノイ近郊のフンイェン州タンロンII工業団地に設立。2輪車のカムシャフト、トランスミッション・アッシーを素材から組立完成まで一貫加工し、販売も手掛ける。投資額は23億円。生産開始初年度の12年度は売上高17億円を見込む。