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SGHDとハマキョウレックス、株式交換中止を発表
SG側が来年3月までの延期申し入れ破談に

2013年9月27日 (金)

話題SGホールディングスとハマキョウレックスは27日午後5時前、資本業務提携の中止を発表した。SGHDグループの国内3PL事業を担う佐川グローバルロジスティクスをハマキョウが10月1日付で完全子会社化し、代わってハマキョウの株式20%をSGHDが取得することとなっていたが、実行まで数日に迫った土壇場での破談となった。

SGHDとハマキョウは5月24日付で、国内3PL事業の統合を柱とした資本業務提携と株式交換契約を締結。その後、具体的な協議を進めてきたが、SGHD側が「両社のシナジー効果を創出するための協議が不十分」だとして、「来年3月までの株式交換延期」を申し入れた。しかし、ハマキョウ側はこれを拒否、一連の合意すべてを中止することとなった。

SGHDは、「現状のまま、重大な契約である株式交換を実施するには時期尚早」と判断し、24日の取締役会・臨時株主総会で株式交換の中止を決議。これを受けてハマキョウは「SGHDで中止が決定された以上、当社としても解除せざるを得ない」として27日に株式交換契約と資本業務提携契約の解除・中止を決めた。

両社は「株式交換と資本業務提携は中止となるが、引き続き業務面での協力体制を維持していく」としている。