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トヨタ紡織、宮城県で自動車内装部品の生産を開始

2011年1月12日 (水)

荷主トヨタ紡織葉12日、東北地区の生産子会社「トヨタ紡織東北」(岩手県北上市)が、宮城県大衡村で建設を進めてきた宮城新工場で自動車内装部品の生産を開始したと発表した。

 

トヨタ紡織は、セントラル自動車の相模原工場(神奈川県)の宮城県への車両生産移管にあわせ、2009年7月に宮城県大衡村での新工場建設を決定。セントラル自動車によるトヨタのヤリスセダンの生産開始に伴い、新工場でもシートの生産を開始するとともに、3月までに段階的に生産移管を進める。

 

トヨタ紡織は、東北地区を東海・九州に次ぐ第3の重要地域として位置づけており、新工場はグループ最新鋭のサスティナブルプラントとして、地熱を利用した空調システム、採光トップライトなど、CO2排出量削減や自然エネルギーの活用に取り組む。

 

■宮城新工場の概要
所在地:宮城県黒川郡大衡村第二仙台北部中核工業団地内
生産品目:シート
竣工:2010年8月
操業開始:2011年1月
従業員数:約130人(2012年末)
敷地面積:約5万3000平方メートル
建屋面積:約1万3000平方メートル
投資額:約40億円