産業・一般RobotBank(ロボットバンク、東京都新宿区)は29日、中国・上海市に100%出資子会社「上海星途万象智能科技」を設立したと発表した。フィジカルAI分野の研究開発や海外企業との技術連携を強化し、日本の製造・物流などの現場に適した製品・ソリューションの開発と海外展開につなげる。
子会社は5月、上海・臨港エリアの「日本中小企業国際産業パーク」に設立した。AI(人工知能)・ロボット知能、自動運転、環境認識、制御技術などを研究するほか、中国や米国などのロボット・AI企業、大学、研究機関、部品メーカー、製造パートナーとの共同開発を進める。

(出所:RobotBank)
上海では世界のロボットやAI、センサー、部品などの技術を調査・検証し、日本市場への応用可能性を探る。日本側では製造、物流、商業、公共空間などを実証フィールドとし、業務内容や設備、安全性、運用方法などに合わせた製品・ソリューションへ改良する。
同社は日本で自律走行搬送ロボットなどを展開している。今後は上海拠点と国内の共創拠点「RobotBank Lab」を連携させ、研究開発から実証、製品化、現場導入までの体制を強化する。日本で検証したロボットやフィジカルAI技術については、中国をはじめアジア、北米、欧州への展開につなげる。
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