環境・CSR伊藤園(東京都渋谷区)は29日、王子ホールディングス(東京都中央区)と共同で、茶葉輸送に使用したポリエチレン付クラフト袋を段ボール原料として循環利用する取り組みを9月から開始したと発表した。回収した紙繊維を、伊藤園のリーフ製品用梱包段ボールの一部に再利用する。
伊藤園は茶葉の品質保持や防湿のため、ポリエチレンラミネート加工したクラフト袋を輸送に使用している。静岡工場では2025年度に年間約20トンの使用済み袋が発生したが、紙とポリエチレンの分離に加え、袋内に残った茶葉を取り除く必要があり、一般的な古紙回収では再資源化が難しかった。
今回、王子ホールディングスのリサイクルシステム「Renewa(リニューワ)」を活用する。難処理古紙に対応した再生技術でポリエチレンなどを分離して紙繊維を回収し、段ボール原紙の一部として再資源化する。
茶葉の輸送に使った包装資材を、自社製品を届けるための梱包資材として循環利用する。両社は今後も資材の循環利用を進める。
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