サービス・商品ナビタイムジャパン(東京都港区)は9月30日、法人向け運行管理サービス「ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド」で、納品先ごとのルールを共有する「軒先情報」機能を拡充し、進入・退出時の指定経路を案内する機能を追加したと発表した。動画や地図への描き込みなどに対応し、ベテランドライバーが持つ納品先ごとの情報を共有しやすくする。
軒先情報では、納品先への入り方や注意点を地図データとひも付け、テキストや画像、動画、PDFなどで管理者とドライバーが共有できる。今回、地図上に10色のマーカーで経路や文字を描ける機能や、画像にテキスト、枠線、矢印などを書き込める機能を追加した。「入庫時」「受付」「周辺施設」など利用場面ごとの分類にも対応する。
重要な情報には「確認必須」を設定でき、ドライバーが納品先で作業を始める際、音声と画面で通知する。例えば、無人店舗やセキュリティー管理の厳しい施設で、駐車場所や解錠方法、施設内の移動経路、冷蔵庫の位置などを共有できる。
新たな経路指定機能では、管理者がパソコン上で納品先への進入・退出ルートを設定し、ドライバー用アプリで音声案内する。通学路や狭い生活道路を避けるなど、配送先固有の走行ルールをナビゲーションに反映できる。
同社が9月に公表した調査では、ドライバーの50.4%が「配送先の個別ルール」を課題に挙げた。紙や口頭、先輩ドライバーの同乗指導に頼っていた情報共有をデジタル化し、新人ドライバーの早期即戦力化や配送品質の維持・向上につなげる。
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