荷主物流不動産を手がけるロジスティック・プロパティーズ・オブ・ザ・アメリカズ(LPA、米国)は9月30日、ペルーの物流施設「Parque Logístico Lima Sur」を、ペルーの分散型不動産投資信託(REIT)フィブラ・プライムに1億4500万ドルで売却したと発表した。売却額は、2026年第2四半期に実施した公正価値調整前の帳簿価額を20%近く上回った。対象施設は延べ130万平方フィート規模の物流パークで、LPAは売却後も運営管理を継続する。
売却代金のうち8500万ドルはクロージング時に受け取り、残る6000万ドルは3000万ドルずつ、12か月後と24か月後に受領する。LPAは繰り延べ分への資金アクセスを早めるため、ブラジル系投資銀行BTGパクチュアルと5500万ドルの融資枠を設定した。金利は年8.50%の固定で、返済時期は売却代金の分割受領に合わせる。
LPAは売却資金をメキシコでの物流不動産投資に再配分する方針。国内消費やEC(電子商取引)、ニアショアリング、AI関連電子機器製造の拡大を背景に、取得候補物件やCentral Park 57の安定稼働資産への投資を進める。
一方、LPAは売却後もLima Surの物件運営やテナント対応、サービス提供を担い、管理報酬を得る。ペルー事業では、ホルヘ・チャベス国際空港に隣接し、カヤオ港への接続性を持つ「Parque Logístico Callao」を引き続き中核資産とする。
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