ロジスティクス三井倉庫ホールディングスは5日、グループ全社の新入社員を対象に「DX実践研修」を2026年度から開始したと発表した。25年に設置したAI推進室が主導し、現場や営業、管理部門など非IT部門を含む新入社員が、デジタルツールの実践的な活用方法を学ぶ。
研修では、生成AI・AIエージェント、RPA、BIツールの3分野を扱う。生成AIでは、輸出入書類や問い合わせ対応の自動化などを想定し、安全な利用方法や業務への組み込み方を学ぶ。RPAでは、出荷指示書や請求データの入力・転記、伝票照合など定型作業の自動化を扱う。
BIツールでは、倉庫内の保管効率や作業進捗、貨物取扱量などの物流データを可視化・分析するダッシュボード構築を学ぶ。4月以降に各部門で実務を経験した新入社員全員を対象とし、配属先での課題を踏まえたハンズオン形式で実施する。
同社は、物流現場の知見とITスキルを併せ持つ「物流×ITハイブリッド人材」の育成を進め、倉庫オペレーションや配送、輸出入、営業、管理業務などでの業務改善につなげる。研修後もAI推進室が各現場と連携し、習得したスキルの実務活用を支援する方針だ。
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