国際ジェンフラット・ホールディングス(米国)は6日、米軍や政府機関向けに輸送・保管コンテナや特殊コンテナシステムを供給する米シーボックスと、米軍向けの20フィート折り畳み式コンテナ試作機を製造する契約を締結したと発表した。空コンテナを折り畳むことで、回送や保管に必要なスペースを減らし、軍事物流での輸送効率向上を検証する。両社は同時に戦略的協業契約も結び、米軍や政府機関向け案件の共同開拓を進める。
試作機はシーボックスが米国内で製造する。ジェンフラットの折り畳み構造と、シーボックスが持つ軍・政府向けコンテナ製造のノウハウを組み合わせる。ジェンフラットによると、同社のコンテナは空の状態で折り畳むと、従来型コンテナ1基分のスペースに4基を収められる設計で、空コンテナの回送や保管に伴う輸送能力の消費を抑える狙いがある。
戦略的協業では、シーボックスが米軍用途向け20フィート折り畳み式コンテナの米国内における独占製造事業者となる。シーボックスは米国防兵站局(DLA)や一般調達局(GSA)など政府調達ルートでの資格や取引実績を持ち、今後の採用に向けた調達対応も担う。
軍事物流では大量の装備品や物資を世界各地に輸送する一方、復路などで発生する空コンテナの回送が輸送力や保管スペースを圧迫する。折り畳み式コンテナが実運用に耐えれば、空輸送に割く輸送資産を減らし、限られた輸送能力を実貨物に振り向けやすくなる。両社は試作機の完成後、米軍での適用可能性を評価する。
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